最近話題になっている「ワクチン休暇」という新しい制度。
コロナワクチンの摂取が始まって、副反応についての情報もどんどん増えていってますね。
2回目のワクチン摂取後は、高熱や倦怠感が現れて会社を休む人も続出してます。
そこで「ワクチン休暇」を導入を検討している・既に導入した企業もあります。
今回は、「ワクチン休暇」について調べてみました!
「ワクチン休暇」とは?

「ワクチン休暇」とは、ワクチンを接種したり、副反応が出たりした場合に休暇を取得できる制度のことです。
なのでこの新しい制度は、有給休暇ではありません。
「ワクチン休暇」について詳しく解説されていました。
ワクチン休暇に統一された制度はありませんが、従業員が新型コロナのワクチンを接種しやすいよう接種日や副反応が出たときに特別有給休暇などを認めている企業が増えています。
引用:ツギノジダイ
このほかにも、家族のワクチン接種の付き添いや体調不良の看病に対応している企業もあります。
2021年5月13日に、ワクチンを担当する河野大臣が「ワクチン休暇」を経団連に協力要請しました。
経団連とは、「日本の経済を発展されるために、どうすれば良いか話し合う団体」のことです。
日本が元気になるように、政府や行政と密接に関わっています。
2021年5月現在、「ワクチン休暇」を既に導入している企業は、『三菱電機』『ソフトバンク』『メルカリ』などの大企業が多いようです。
ワクチン接種は16歳以上が対象になっているので、高校生も「ワクチン休暇」が取れるかもしれないですね。
「ワクチン休暇」は何日もらえる?

「ワクチン休暇」は、企業が導入するかを判断するそうです。
また、「ワクチン休暇」を何日設けるのかについても、その企業で決めるようです。
例えば『三菱電機』では、「1日」「半日」「時間単位」などで柔軟に取得可能とのことでした。
他にも『久保井インキ』『資さんうどん』も導入したことが発表されていました。
「久保井インキ(本社・大阪市、従業員30人)は、2021年3月12日、社員がワクチン接種を受ける日に特別有給休暇を設け、接種を終えた社員に奨励金を支給することを決めたと発表しました。副反応が出た場合の対応についても検討しています。」
引用:ツギノジダイ
「山口県や九州地方で「資さんうどん」を展開する「資さん」(本社・福岡県北九州市)も常勤従業員約700人に「ワクチン休暇」制度を導入したと発表しました。ワクチン接種日や副反応による体調不良があれば翌日も特別有給休暇を取ることができます。」
中小企業はとれない?

『「ワクチン休暇」は大企業だけができるのであって、中小企業は取得できないんじゃないか?』って意見もありました。
私も中小企業で働いているので気になります…。
結論から言えば、中小企業でも取得できるとのことでした。
理由を調べてみると、
労働問題に詳しい特定社会保険労務士の佐藤広一さんによりますと、ワクチン休暇は中小企業でも十分、導入できるということです。
引用:NHK サクサク経済Q&A
佐藤さんのもとには、3月ごろから大手企業を中心にワクチン休暇の相談が寄せられていますが、今後は中小企業にも広がると予想しています。
そのうえで佐藤さんは「中小企業でも年次有給休暇以外にさまざまな休暇制度を用意している企業もある。既存の制度で対応できるならば、必ずしも新たな仕組みを用意する必要はない。中小企業の経営者や人事などの担当者は、まずは自社の就業規則を確認してみてほしい」と話しています。
つまり「ワクチン休暇」を導入しなくても、以外の既存の制度で対応できるってことでしょう。
有給休暇を使いたくない…って方もいると思いますが、こればかりは会社の判断に委ねるしかないですね。
ちなみに「ワクチン休暇」の助成金についての情報は、2021年5月23日時点では発表されていませんでした。
ツイッターの反応は?
「ワクチン休暇」について、ツイッターではリアルな意見が飛び交っています!
頭痛と倦怠感が半端なかったです。脂汗出てきて。説明では体調悪ければ云々と書いてありながら陰口叩く。憤ります。
— ぱんだ🐾た (@pandata) May 20, 2021
もちろん病院もそうです
— 202004081018 (@xFzdw6br7SBW2IL) May 21, 2021
ウチの職場は2回目ワクチン接種日に18時間夜勤にされ、事前に勤務交代願うも却下。
— 鬼檸檬 (@geratoni0718) May 21, 2021
結局、副反応で早退する羽目になり、複数人が夜勤明けで再夜勤や何時間もの残業発生。
ワクチン休暇は国で義務化でもしないと取れないし、副反応出てから大慌てで勤務変更するのでは遅い。
「ワクチン休暇」に対して、ほとんどの企業が対応できていない様子ですね。
企業も病院も人手不足で休めないってことが、なんとなく伝わってきます。
やはりツイートの内容通り、2回めのコロナワクチンの副作用は高い確率で起きています。
2回目は37.5℃以上の発熱が38.1%(1回目3.3%)にみられ、そのうち、38℃以上は21%を占めました。全身倦怠感は69%(同23%)、頭痛は54%(同21%)といずれも1回目より大幅に高くみられました。
引用:MEDIUS
企業はワクチン休暇ではなくても、休める体制を作る必要があると思います。
終わりに
今回は、「ワクチン休暇」について調べてみました。
世間の声を見てみると、思った以上にブラックな会社が多い印象でしたね。
会社の経営側の方たちも、ワクチン接種を受けるはずなので、自身のためにも休暇制度は作っておくべきだと思いました。
以上、まっちでした!
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